G-J0DDFGRNC8
自由詩

花火

花火が打ちあがって

君は外に飛び出して

半分口を開けて夜空を見上げる

繰り返す大きな音と君のため息のような歓声

さまざまな色が反射する君の横顔

無防備な横顔

Tシャツへと続く首すじ

吸い込まれそう

ふれたくなる

好きだと言ってしまいそうになる

どんどん好きになることを

君は知らない

ABOUT ME
lily
空想を言葉に。いつか会う人を思いながら。

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