G-J0DDFGRNC8
自由詩

あくび

あくびが

ひとつ ふたつ みっつ

涙になってこぼれる

眠い

引き込まれそうな睡魔から逃れ

立ち上がって

大きく伸びをしながら

窓へ向かう

ベランダから見上げる夜空には

細く長い白い雲と 小さな三日月が浮かぶ

冷えた体

パソコンの眩しさに目を細めて

あくびをもうひとつ

ABOUT ME
lily
空想を言葉に。いつか会う人を思いながら。

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