G-J0DDFGRNC8
自由詩

Snowy

しんしんと 空から雪が落ちて

見上げると 額にひとひら

冷たい

こんなにたくさんの雪を見たのは

生まれて初めて

手袋をはずして 差し出す手に

小さな雪のひとひら

落ちて とけた

人も車も しんと静まりかえり

雪が降り積もるこの街は

ひとつの色

白 白 白

ABOUT ME
lily
空想を言葉に。いつか会う人を思いながら。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です