G-J0DDFGRNC8
自由詩

カーテン

カーテンが ゆらゆら

風に揺れる

ずいぶん前にも 同じような場面を

見たっけ

今が 絶え間なく続き

目に映るものも いつか

手を離れ 流れていく

居場所が変わり 君も 私も

思い出の部屋が 空っぽになる

わかっていても 胸が締めつけられるのは

どうしてだろう

午後の日差しが カーテンを通り抜け

部屋に差し込む

君もまた いなくなる日が来るんだろう

ABOUT ME
lily
空想を言葉に。いつか会う人を思いながら。

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