G-J0DDFGRNC8
作詞

雨宿り

夕立で 君を見かけた

道の向こう 屋根の下

急な雨に

ハンカチで服の雫を払いながら 君は空を見上げる

低い雷鳴と

足元に跳ねる 大粒の雨

道を挟んだレストラン

この雨じゃ しばらく誰も来ないね

そう言って

僕は看板を奥へずらしながら  君を見つめた

止みそうにない

傘を持っていこうか

変に思われるだろうか

雨の中 道を横切り 君へと近づく

傘を差し出して よかったら これ

驚いて見上げる君

また会えるだろうか

僕はお店に戻って 振り返ると

傘を差した君が 歩いていく

また会えるだろうか

ABOUT ME
lily
空想を言葉に。いつか会う人を思いながら。

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