G-J0DDFGRNC8
自由詩

四角

四角を見たとき

平面だと疑わずに そう信じて

あるとき ふと 側面があって

立方体だと気づいた

そのうち 立方体の上の蓋と

それが開くことに 気づくんだろう

何も知らない私は

ひとつひとつの事実に驚き つまづき

少しずつ 遅れをとっていく

知ることは唯一の救い

私の世界を 可能性を 無限に広げていく

新しい道が 足元からすっと まっすぐ

遠くまで伸びていく

今まで選ばなかった道を 選んだとき

未来は どんなふうにつくられるのか

どんなふうに変わるのか

知りたい

ABOUT ME
lily
空想を言葉に。いつか会う人を思いながら。

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