今日も暑い
窓際で横になり
見上げた窓から 見える青空
真っ白な雲
まだまだ 気温は上がりそう
降るような蝉の声
ぬるい風
揺れるカーテンに 視界が遮られて
こうして じっとしていると
ひとり
外界の音だけが 大きくなって 共鳴し合って
何かの生き物のように
動き出すんじゃないか そんな気がする
もうどこにも迷い込まないよう
自分の居場所を 思い出そう
世界の片隅で 私はひとり
何者でもなく
誰かに届くよう いつかつながるよう
言葉を 送り続ける
誰も知らない この部屋から
ABOUT ME