G-J0DDFGRNC8
自由詩

小さな花

小さな花が咲いていた 名前を知らない花

いつもなら足を止めないのに

炎天下 ふと立ち止まった

いつだったか 思い出せないけど

前にもどこかで咲いていたな

もう一度 記憶を辿って

あの道を探してみたい

見つかるかな

会いたい人に会えないような

そんな毎日を送りながら

私はいつも こうしてひとり

足りない一部を探している

想像していたのは どんな未来で

今の私は どのあたりにいる

考え過ぎと 暑さで

目を閉じる

家に帰って少し眠れば また頑張れるだろう

ABOUT ME
lily
空想を言葉に。いつか会う人を思いながら。

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