少年だった君が 大人になっていく
夏が来るたび 増えるポラロイドには
はにかんだ君と私
君の笑顔 横顔 寝顔 変顔
何より
誰より
不機嫌な顔も すべてが
好き
風が 君の柔らかい髪をなでて
揺らす景色
時が止まればいい
本気でそう思った
繰り返す季節の中
私たちはいつか 時とともに
消えてしまうだろう
若かった日々を 懐かしみ
胸が締めつけられるような
そんな思い出になるだろう
その時には
離れてしまった君を思うのではなく
連絡のなくなった君を思うのではなく
どうか
君のとなりで 生きているように
今もこれからも すべての時の中
君といたい
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