G-J0DDFGRNC8
自由詩

秋の夜長

月の影が 君の横顔に見えて

見上げ続ける 満月

遠くに虫の声

秋の夜風が シャツを揺らす

足元のサンダルに 草がからんで

こんな風に 月を見上げて

過ごした夜を

いつか思い出す時

その時は どこにいて

誰といて

それとも ひとりなのかな

この先 何度も何度も

君を想っては

切ない夜を 繰り返していく

激しい感情も 沈み込んだ気持ちも

胸の中で 渦巻いて

流れ出す 秋の夜風に

そっと

ABOUT ME
lily
空想を言葉に。いつか会う人を思いながら。

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