雨が急に降った日
帰り道 門で君が待っていて
思いがけず どきっとした
傘を差し出した君と 並んで
歩き出した二人の間に ぎこちない距離
通りを通る車が跳ねる 水しぶきを避けて
二人の距離が縮まる
何か話さなきゃと いろいろ考えては
うまく話せず
でも 一緒に帰る道が
まだ終わらないといいなと 思っていた
君も同じだといいな
待っててくれてうれしかった ありがとう
私も 君と同じように
勇気を出して
あの角を曲がったら
言葉にしたいことがあるよ
深呼吸して あと一歩
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