G-J0DDFGRNC8
自由詩

坂の上

坂を下りて

カーブを曲がると

目の前に広がる 夜景

冬は風が強くて 灯りがゆらゆら

揺れて見えるよ

息をのむような 光の粒に

じっと見入って

一瞬一瞬が 過ぎていき

過去に変わっていく

笑顔の断片が 並んで

ドミノのよう

指先で ひと押し

倒れていく

本当の君を教えて

今日もいい日だったと 話して聞かせて

ABOUT ME
lily
空想を言葉に。いつか会う人を思いながら。

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