夕暮れの駅
ぼんやりとホームのランプ
改札口のそばにカフェ
ロータリーを抜けると暗い海
風に揺れる イルミネーション
金色の粒
どんどん夜の色が 濃くなって
行き先が見えなくなる
あなたのことを 想いながら
ゆっくりと歩く
石畳と靴音
あなたが私を愛していたのか
わからないけど
あなたにもし会えるなら もう聞かない
あなたには レトロが似合う
色気のあるしぐさ 憂う横顔
胸を締めつけられるような
センチメンタルな愛しさ
あなたが この世界に希望を見出せず
消えてしまわないように
あなたが誰を愛してもかまわない
どんな時も 変わらずに
私は友だちでいる
あなたを大切に思っている
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