G-J0DDFGRNC8
自由詩

雪道

重たい灰色の空から 天気予報通り

雪が降り出した

ひらひら 舞うように

地面に着地して 積み重なる

何度も思い返す

君の横顔

こっち向いてくれないかぁ

頬杖ついて 君を想う

今夜 君は何しているのかなぁ

こんな風に時間が流れて

君とのことも

いつの間にか進む道が

少しずつ離れていって

真っ白な雪道を 歩いていく

冷たい空気に首をすくめて

踏みしめる足音 ひとり

この苦しさは何だろう

君と 手をつないで

白い息 笑い合いながら

その日を願いながら

ABOUT ME
lily
空想を言葉に。いつか会う人を思いながら。

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