G-J0DDFGRNC8
自由詩

君の望む僕

まっさらなシーツに

横たわって

窓から見る

額のような青空

白い手首に 細いブレスレット

鎖がからんで ほどけない

いつでも僕はあたたかくて

いつでも君を包み込む

甘い夢を見せてあげる

魔法が使えるんだ

ああ だけど

明日も今日と同じだなんて

僕はどうかしたみたい

パニックのように 何もかもが

崩れそうなんだ

本当の僕を見ても

嫌いにならないでほしい

ただのひとりの僕を知っても

離れないでくれるといいのに

ABOUT ME
lily
空想を言葉に。いつか会う人を思いながら。

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