G-J0DDFGRNC8
自由詩

シーツ

きれいなひとだなって

言われて

鏡の中を のぞきこむ

青白い肌 じっと見つめる目

ドアが開いて

吹き込む風 揺れる髪に

目を閉じる

沈み込むベッド  君がいたら

いいのに

毎晩眠る時には

君の名前を呼んで

手のひらにキスをする

ひとりのシーツに 指をすべらせて

君を探して

その体を抱えながら 眠りたい

ABOUT ME
lily
空想を言葉に。いつか会う人を思いながら。

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