いつまでも きれいじゃないし
失うものも
ひとつやふたつじゃない
すぐに物を落としたり
ドアに腕をぶつけたり
さっきまであったものが また見つからない
誰かの特別じゃなくなって
鏡も見なくなって
自分が他人みたいだなって
それでも 気になるのは
今日の空の色とか
夕方の雲の形とか
ちょっとした瞬間に感じる
風の冷たさや 星の光
今日と同じはずの明日が
同じではなくなって
祈りながら 眠り
頭を抱えながらも
ため息をつきながらも
受け入れるしかないのだから
生きていくって大変
ABOUT ME