G-J0DDFGRNC8
自由詩

ひとりキャンプ

星空がよく見えると聞いた

丘へ出かけた

今日はここで眠る

必要だなと思われる道具を

自分なりに調べて 準備した

森の中 木が開けた場所へ 

車を止め

バックドアを開けて 座る

段々と日が翳り

街の明かりが 浮かび上がる

焚火を作る

少し風が出てきた

点きそうで点かないから 何度も挑戦する

小さな鉄板で 持ってきたパンと

ソーセージを焼く

お腹が満たされたら コーヒーを淹れる

どんどん暗くなり 沈み込む私と

光を増す眼下

ブランケットを ぎゅっと体に巻き付け

ただじっと

夜景を見る

ここにひとり

ABOUT ME
lily
空想を言葉に。いつか会う人を思いながら。

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