朝 目が覚めるたびに
自分に残された 時間を思う
なぜだか わからないけど
最近はずっとそう
永遠だと思っていたことに
限りがあることを知り
その限りが そう遠くないことを知る
ひとつずつ 誕生日を迎えるごとに
それは現実味を増し
ずっとずっと 遠くにあった
形さえなかったものが
輪郭を帯び
他人事から 自分事へ
自分が死ぬことが 信じられない
終わるって どういうことなんだろう
消えるとしたら どんなふうに
見えなくなるんだろう
そんな考えが 頭の中を一巡してから
ようやく ベッドから抜け出して
1日の流れが 始まるんです
ABOUT ME