G-J0DDFGRNC8
自由詩

やっと慣れたころ

君との生活から

ひとりの暮らしに やっと慣れたころ

君が 訪ねてきて

あっという間に 時間は

あの頃に

巻き戻った

君が 帰って行った後

僕が またひとりに

慣れるまで

どうやって過ごしていったら

いいのか なんて

寂しさが 降り積もって

積もって

君がいた 名残のクッションが

足先にあたるたび

涙が

ぽろり

困ったな

君は 振り向かずに

僕には

また どのくらいの時間が

必要になるだろう

ABOUT ME
lily
空想を言葉に。いつか会う人を思いながら。

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