G-J0DDFGRNC8
自由詩

点滅

ひとりの部屋で 夜

音楽を聴いているとね

次々と想像が広がって

窓から見える高い塔には

赤い光が

途切れなく点滅して

PCから流れる

切ない声とメロディー

点滅する光と重なって

窓の外へ 流れていく

切り離された世界

明日がくることに 希望が持てなくても

朝になって

あの点滅が消えるまでは

見つめ続けてみようか

一曲一曲と変わって

次の曲も また想いを巡らせる

ABOUT ME
lily
空想を言葉に。いつか会う人を思いながら。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です