G-J0DDFGRNC8
自由詩

夜を歩く

声に出せなかった君の名前

誰にも言わなかった君との恋

待つつもりなどなかったのに

結局待ってしまったのは

私のほうの好きが重いからか

それを確かめる覚悟もなく

夜を歩く

あんなに綺麗な月が

頭上に大きく輝いて

泣きたくなって ちょっと笑った

大切なものが

壊れてしまうのは一瞬だ

君といた私は

幸せだっただろうか

ABOUT ME
lily
空想を言葉に。いつか会う人を思いながら。

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