G-J0DDFGRNC8
自由詩

花火

夏の庭でふたり 君と花火

初めての夜のデート

たくさん買ってきて並べた

どれから始めようか

ひとつずつ 火をつけて

暗闇に光の花

君の横顔を照らす

眩しく 揺れる

きれいだね

君の笑い声 私のはしゃぐ声

最後のひとつは

一緒に火をつけよう

一緒に持って

火花が落ちて 消えるまで

帰り道は

手をつなごう

ABOUT ME
lily
空想を言葉に。いつか会う人を思いながら。

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