G-J0DDFGRNC8
自由詩

眠り

こんな疲れた夜は

心もとなくて

まっすぐ家に帰ろう

雨が降り出しても 傘がなくて

濡れたまま歩く

友だちも 恋人も

話す相手もなく

家のドアを閉めたら

切り取られた世界に ひとり

誰にも気づかれない

孤独

誰か

私を思い出したら

声を聞かせてほしい

大丈夫だよって それだけで

眠りにつけて

朝を迎えられる

ABOUT ME
lily
空想を言葉に。いつか会う人を思いながら。

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