G-J0DDFGRNC8
自由詩

明け方の夢

夢を見ていた

君の夢を

明け方に 目が覚めるまで

君の胸の中

優しく響く声に

体を預けた

深い余韻

君はいつも 私との距離を測る

本気にならないよう

離れられなくならないよう

君は 君と私の世界は違うと言った

君に近づきすぎると 戻れなくなると言った

君が考える

君に似合う人

その安心感は 私には与えられないものだと

言っている

それでも どうしても

君がいい

君じゃなきゃ だめなのに

その心の扉は とても厚く

私の声を通さない

誰かの言葉に 惑わされずに

誰かの視線に 囚われずに

私を選んで

私を選んでくれたら

ABOUT ME
lily
空想を言葉に。いつか会う人を思いながら。

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