僕はどうして

ずっと　君を見ていた

どんな君も知ってるはずだった

君を見る僕を　通り越して

別の誰かを好きになった君も

傷ついて泣いていた日も

生きるのが嫌になった日も

うずくまる君を

見つけるのはいつも　僕だった

君を想うあまり　君を傷つけていたことを

知ったのは

ずいぶん遅くなってからだったね

それでも君を　想い続ける僕は

愚かなのだろうか

手を取って

僕のすべてを　君のものに

君を探す

僕はどうして