ずっと起きていたかった

ビーズクッションをふたつ　並べて

くっつけて

ふたりして　寝転がり

テレビを見る

今年一番の暑さ　冷房の効いた部屋

ひんやりとした中の

君の温もり

いつの間にか　夜になり

星が見える

２２時を過ぎた頃

お互いに　あくびが出て

おやすみって　言う時間に

ずっと　起きていたい

ずっと　隣にいたい

君との　毎日が

ずっと　続くといい

時間にも　命にも

限りがあると

そうしたことに　気づくたびに

苦しくて　つらいのは

生きていたら

しかたのないことなのかな